2026年最新|脱毛事業の現状と今後の展望

2026年の脱毛業界は、従来の「脱毛ブームによる新規顧客の獲得」から、価格競争・顧客の定着・サービスの差別化が重要になる成熟市場へと変化しています。

特にエステ脱毛事業では、大手サロンの経営問題や低価格競争などを背景に、消費者がサロンを選ぶ基準も変わってきています。

今後の脱毛事業で重要になるのは、次の5つです。

  1. 都度払い脱毛の需要:高額なコース契約を避けたい顧客への対応

  2. メンズ脱毛市場:ヒゲ脱毛・全身脱毛・VIO脱毛の需要開拓

  3. 医療脱毛との差別化:価格だけでなく、通いやすさや接客品質で選ばれる仕組み

  4. LED脱毛などの技術活用:施術の快適性や対応できる毛質など、機器ごとの特徴を明確にする

  5. リピーター獲得:新規集客だけに依存しない経営体制

1. 最新データで見る脱毛市場

2026年 サロン脱毛市場規模(推計)

960億円

前年比 −14.4%

サロン脱毛市場規模の推移

2026年美容センサスに基づく市場規模推計。

0億円500億円1000億円1500億円2000億円2022年2026年

2022年の1,790億円から約46%縮小しています。特に女性市場の減少が大きく、2026年は男性市場が女性市場を上回りました。

美容業界の調査はホットペッパービューティーアカデミー

また、東京商工リサーチによると、2026年1〜4月のエステ・脱毛サロン倒産件数は35件で、同期間の過去最多となっています。

東京商工リサーチ

2. 今後の脱毛事業で狙うべき市場

分野 現状と経営上の注目点
メンズ脱毛 女性より市場が安定。腕・脚などの部位需要にも注目
女性脱毛 市場縮小。既存客の再来店と追加部位提案が重要
VIO脱毛 男女とも一定の利用があり、専門性を訴求しやすい
都度払い 高額前払いへの不安に対応できる
LED脱毛 機器の特徴を説明し、施術品質で差別化する

40代では、既存利用者が新しい部位の脱毛を受ける傾向も確認されています。

美容業界の調査はホットペッパービューティーアカデミー

3. 新宿の脱毛サロンで取り組むべき経営戦略

都度払い専門サロン「RIHADA」のような業態では、次の施策が有効だと考えます。

  • 新規集客:新宿・メンズ脱毛・LED脱毛・都度払いを軸にSEOとGoogleマップを強化

  • リピート率改善:施術後の次回来店目安の案内、LINEでの適切なフォロー

  • 客単価向上:ヒゲ+首、腕+脚などの部位追加メニュー

  • 信頼性向上:料金の明確化、勧誘なし、施術内容と効果の限界を丁寧に説明

  • 利益改善:広告費だけでなく、施術時間当たりの粗利益と再来店率を管理

特に今後は、安さだけで集客する脱毛サロンより、安心して継続できる脱毛サロンを目指すことが重要です。

4. これからの脱毛事業の方向性

脱毛需要がなくなったわけではありません。しかし、サロン脱毛市場の縮小が続く以上、新規顧客の増加を前提とした事業計画には注意が必要です。

2027年に向けては、メンズ脱毛・部分脱毛・都度払いを柱にしながら、フェイシャルや肌ケアなどの関連サービスも組み合わせ、顧客一人当たりの継続売上を高める経営が有力です。